香水瓶展示室

 

Perfumebottle Exhibition room

会期:2020年3月20日(金・祝) 〜 5月31日(日)

 本展示室は、海の見える杜美術館が長年にわたり収集および調査をしてまいりました香水瓶コレクションから、時代や地域ごとに分けた、選りすぐりの香水瓶の数々を、いつでもご覧いただけますよう開設されました。

 穏やかな瀬戸内海を望む窓のある小部屋を一周すると、香りと信仰が結びついていた、はるか古代エジプトから今日の名香容器に至るまでの、香水瓶の歴史が一望できることでしょう。

 いつの世にも人々に慈しまれてきた香水瓶は、その時代の社会や思想、個人の美意識を映し出しています。悠久の時を越えて、様々な地域からここへと一堂に会しました美しき小さな器たちが、私たちに語りかける物語をぜひご堪能くださいませ。

展示概要 & 主な出品作品

  『宗教から生活へ』 -地中海沿岸世界(BC30c~AD7c)

1.

《奉献用容器》

エジプト

古王国時代

《7つの聖油パレット》

エジプト

古王国時代

《アリュバロス》

ビザンティン帝国

5世紀または6世紀

 

    『自己顕示の象徴としての香水瓶』 - 17世紀ヨーロッパ社会

《ポマンダー》

ドイツ

1630年頃

《香水瓶》

イタリア、ヴェネツィア

1690年頃

ベルナール・ペロ(1640-1709)

《香水瓶》

フランス、オルレアン

1680〜1709年

2.

 

    『美の追求と様式化』 - 18世紀貴族社会

《ネセセール》

イギリス

1760〜1765年頃

《双口セント・ボトル》

DOUBLE SCENT BOTTLE

イギリス、チェルシー

1755年頃軟質磁器、金属に金メッキ

 

《セント・ボトル》

イギリス、バーミンガム

1765年

3.

 

    『宝飾美術への昇華』 - 19世紀憧れの社会

4.

《香水セット》

フランス

1870年頃

《香水瓶》

フランス

1820年頃

ファベルジェ社

ケース付き《香水瓶》

ロシア、サンクトペテルブルク

1905年

 

   『香水産業の成熟と製品化された香りの芸術』 - 第二次世界大戦前

5.

ケース付き香水瓶《嗅ぎ煙草入れ》

TABATIERE FLACON WITH ITS CASE

ゲラン社

デザイン:レイモン・ゲラン、

1927年

黒色クリスタル

製造:バカラ社、1930年頃

スキャパレリ社

香水瓶《ショッキング》

デザイン:レオノール・フィニおよび

     ピエール・カマン

1937年

ゲラン社

香水瓶《蝶ネクタイ》

デザイン:レイモン・ゲランおよびジャン=ミシェル・フランク

1937年

 

第二次世界大戦後

クリスチャン・ディオール社

香水瓶《18世紀の花器》

デザイン:クリスティアン・シャルル

1956年

ニナ・リッチ社

香水瓶《2羽のハト》

デザイン:マルク・ラリック

1951年

サンルイ社

香水瓶《火打石》

デザイン:セルジュ・マンソー

1994年

6.

 

 

[香水瓶図録情報]

香水瓶の至宝 〜祈りとメッセージ〜

Perfume Bottle Masterpieces: Message and Expressions of Prayer

 

製作年:2018年

価 格:2,700円(税込)

 

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