竹内栖鳳展示室

 

Takeuchi Seiho Exhibition room

近代日本画を代表する巨匠のひとりである、竹内栖鳳。年に4回のテーマ展示で、栖鳳の師や弟子たちの作品もあわせて、当館の栖鳳コレクションの多彩な表情をご紹介します。

「棲鳳時代の栖鳳

会期:2019年3月2日(土)- 5月12日(日)

 竹内栖鳳(1864〜1942)は、師の幸野楳嶺(1844〜1895)からはじめ「棲鳳」という画号を与えられました。瑞鳥である鳳が棲むという意味です。

 彼は1900年(明治33)の渡欧の際に目にしたヨーロッパの絵画に感化され、帰国後にその技法を取り入れた近代的な日本画の創出に取り組みます。そして渡欧の途中で、西を旅したことにちなんでか、「栖鳳」の署名を使い始めるのです。

 今回は、渡欧する前の「棲鳳」を名乗っていた頃に、彼が描いた作品を展示いたします。それは、京都の若手画家の先鋭としてさまざまな流派を学び、時として「鵺派」と評されながら、研究と研鑽を積み重ねた時代でした。「栖鳳」となる前の若き画家が、明治の京都で培った絵画をご覧ください。

竹内栖鳳《春秋屏風》1889年(明治22)頃

竹内栖鳳《大黒天図》1888年(明治21)頃

竹内栖鳳《波濤千鳥》1893年(明治26)