竹内栖鳳展示室

 

Takeuchi Seiho Exhibition room

近代日本画を代表する巨匠のひとりである、竹内栖鳳。年に4回のテーマ展示で、栖鳳の師や弟子たちの作品もあわせて、当館の栖鳳コレクションの多彩な表情をご紹介します。

栖鳳と旅

2019.11.23sat~12.29sun

 生涯を通じ、栖鳳にとって、旅は生まれ育った京都を離れ、新たな風物に触れる貴重な経験であり続けました。

 栖鳳は20歳の時に、師の幸野楳嶺と共に、東本願寺法主大谷光勝の信州から北越にかけての巡歴に随行しました。その際に自らの目で見た景色や珍しい事物を、《信越旧跡帖》や《北越探勝帖》として描き残しています。 本企画では、名所である富士を自ら取材した経験を活かして描いたと見られる《棲鳳十二富士》などの作品のほか、豊富な資料で、描くべき景色を求めて各地を巡った、旅人としての栖鳳をご紹介いたします。

竹内栖鳳《棲鳳十二富士》より、1893年(明治26)頃

竹内栖鳳《信越旧跡帖》より「繋榧御旧跡」  1886年(明治 19)