少しでも見ごたえのある展示をめざし、模型を作って検討を重ねています。
今回はいままでよりも少し大きめに、実際の1/20サイズの模型を作りました。
カメラで撮影すると、それなりに臨場感があります。
展覧会開催までのあいだ、模型の映像をお楽しみください。
特別公開 「生誕150年記念 竹内栖鳳」第三展示室 動画
なお、映し出される作品は、出品予定の変更、期間中入れ替えの可能性があります。
うみひこ
「生誕150年記念 竹内栖鳳」特設ページはこちら
少しでも見ごたえのある展示をめざし、模型を作って検討を重ねています。
今回はいままでよりも少し大きめに、実際の1/20サイズの模型を作りました。
カメラで撮影すると、それなりに臨場感があります。
展覧会開催までのあいだ、模型の映像をお楽しみください。
特別公開 「生誕150年記念 竹内栖鳳」第三展示室 動画
なお、映し出される作品は、出品予定の変更、期間中入れ替えの可能性があります。
うみひこ
「生誕150年記念 竹内栖鳳」特設ページはこちら
少しでも見ごたえのある展示をめざし、模型を作って検討を重ねています。
今回はいままでよりも少し大きめに、実際の1/20サイズの模型を作りました。
カメラで撮影すると、それなりに臨場感があります。
展覧会開催までのあいだ、模型の映像をお楽しみください。
特別公開 「生誕150年記念 竹内栖鳳」第二展示室 動画
なお、映し出される作品は、出品予定の変更、期間中入れ替えの可能性があります。
うみひこ
「生誕150年記念 竹内栖鳳」特設ページはこちら
少しでも見ごたえのある展示をめざし、模型を作って検討を重ねています。
今回はいままでよりも少し大きめに、実際の1/20サイズの模型を作りました。
開催までのあいだ、模型の映像をお楽しみください。
それでは、どうぞ!!!
特別公開 「生誕150年記念 竹内栖鳳」第一展示室 動画
うみひこ
「生誕150年記念 竹内栖鳳」特設ページはこちら
今年11月1日から開催する、生誕150年記念『竹内栖鳳』展のチラシが出来上がりました。
ボランティアスタッフの力をおかりして、発送作業を行いました。
一人でも多く、皆様のお手元に届くことを願っています。
竹内栖鳳は、近代日本を代表する画家のひとりです。
詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.umam.jp/seiho/
うみひこ
今日から展示替えですが、重宝している虫ピンについてのむかしばなしです。
今をさかのぼること20年ぐらい前のこと
作品を安全に展示するのに市販の虫ピンを使っていました。
虫ピンは細長くて、少しでも硬いところに打ち付けると、クニャって曲がってしまいます。
曲がってしまえばもう使えません。もったいないやら、いらいらするやら。
板に打ち付けても曲がらない、強い虫ピンがほしい。
抜いた後でも穴が目立たない、細い虫ピンがほしい。
物をしっかり固定する、大きい頭の虫ピンがほしい。
サビが残らない、材質がいい。
etc…
こんな願いをかなえてくれる虫ピンはないだろうか・・・・
そうだ、広島は日本一の針の生産地。なんとかなるに違いない。
そんな願いをかなえてくれる針工場を訪ね歩き、
ついに当館オリジナルの虫ピンができたのでした。
おお! すべての願いをかなえてくれる虫ピン。 長さ15ミリ。太さ0.6ミリ。頭の大きさ2ミリ。
上がよくある虫ピン、下が特注の虫ピン。 鉛筆と比べるとこんな感じ
これは便利。
ピン打機で打ち込むこともできるので、
壁の布張や、拡大画像の貼付けにも便利に使っています。
『花と宴』展(2014)の壁
うみひこ
5月19日のブログで宿題にしていた、大型画像の作り方です。
1、撮影する
通称8×10(エイトバイテン)と呼ばれる、8×10インチ(24×30㎝)のフィルムに撮影できるカメラを使いました。
撮影では、作品を傷める危険がないようにすることに一番気を使います。たとえば、熱線や紫外線が出ない照明を使うのはもちろんのこと、作品の上にカメラや機材がこないようにする、マスクを着用することなどです。
そして、絵が最も美しく見えるように、金の反射や黒色のしまり具合、光の角度など考慮しながら最適なライティングを定めてシャッターを切ります。もちろん光の色温度を適正にしてカラーチャートを入れる事、シャープな仕上がりになるように絞りをきつくする事も忘れずに。
作品を、幅25㎝ずつ合計10コマ撮影しました。
これがそのフィルム。
左側シルエットのスマホで大きさを見比べてください。
2、フィルムをデータ化する
ハイエンドのドラムスキャナーを使用して、フィルムの粒子が見える直前までスキャンします。
3、出力用データを作る
i. カラーチャートを使って画像の色を正しく補正
ii. Illustrator上にデータ化した画像を読み込み、
垂直水平を調整、その後画像を連結していく作業
(※)データ量がGB(ギガバイト)単位なので、いきなり超高精細画像をIllustratorに放り込むと、すぐにフリーズして、連結作業などやってられません!!
まずはある程度細部まで見えるギリギリのところまでデータ量を圧縮したデータを作成し、
その画像データを使用し、出力データを制作していく。
そして、データが仕上がり、出力する段階で、印刷範囲の画像だけを圧縮画像から超高精細画像にリンクをすり替える。
あとはその作業の繰り返しで、画像のリンクを入れ替え入れ替え一枚一枚出力していくのです。
4、出力して画像を張り付ける
まず出力
「清盛とその時代」展(2012)の記録より
つぎつぎと床に並べていきます
「清盛とその時代」展(2012)の記録より
白い縁をカッターナイフで切断しておき、後は現地で直接天井から床まで貼り込みます。
初めにレーザー式水準器を使用して、中央部分の画像を垂直に貼り付け、そこから左右に貼り足していきます。ドアや凸凹、いろんな障害にも負けずに全部にどんどん貼っていきます。
5、完成
トピック
写真を貼る前に天井にペンキを吹きつけました。
久しぶりに肩が凝りました。
うみひこ
資料:使用機材と撮影データ
カメラ Sinar P2 8×10
レンズ Schneider APO-SYMMAR 6.8/360
ストロボ COMET CA-3200
絞り 32 1/3
シャッタースピード 1/125
フィルム 富士フイルム RVP50 8×10
ドラムスキャナー Heidelberg S3900
パソコン Mac Pro OS X
ソフト Adobe(Illustrator CC/Photo Shop CC)
出力機 Canon IPF8400
出力紙 合成紙(PP)「厚手」マット
虫ピン オリジナル製品 2014年5月26日ブログ参照
両面テープ nitoms No.539R J0810
現在開催中の「花と宴」展で、テレビにも紹介されて話題となった通称『村松の部屋』について、よくある質問にお答えします。
2階ギャラリー『村松の部屋』
Q.絵巻物の場面をどのくらい大きくしたのですか?
A.34×240㎝の場面を3.8×27m、10倍以上にしました。
登場人物がほぼ等身大になっています。
Q.どのくらいの精度で拡大したのですか。
A.この実物の高さ1㎝の写真が会場では約11㎝の高さになっています。右側のスケール1番下のメモリを見てください。1メモリが2㎜なので、1ミリのなかに5本も線が引かれていることがはっきりわかります。
Q.この会場装飾はいつものように手作りなのですか。
A.いつも通り撮影から内装まで当館スタッフで行いました。
フィルムをデジタル化する作業は専門業者にお願いしました。
Q.データーの量はどのくらいですか。
A.およそ25ギガバイトです。
Q.作り方を教えてください。
A.後日ブログにアップしますので、しばらくお待ちください。
展覧会も残すところあと1週間になりました。
ぜひ会場で物語の世界に包まれる感覚を味わってください。
うみひこ
展示用のワイヤーがぐちゃぐちゃになる。
専用カートは・・・・・1台20万円もする!!!
というわけで、端材を利用してDIY。
素人の手作りではございますが (ササイナコトハさておいて)
使い勝手はいいようです。
ワイヤーカート1号、2号 大活躍中!
うみひこ
撮影用のスタジオが少し汚れてきました。 専用ペンキでお色直しです。 当館の写真は自撮りです。 スタジオ作りも自前です。
色塗り後のT氏の髪は、白いメッシュになっていました。
写真がないのが残念です。
うみひこ