オオバヤシャブシ(大葉夜叉五倍子)の花

20150327オオバヤシャブシ  (5)
オオバヤシャブシの花が咲きました
新しい葉がでるときに その下に雌花 そのまた下に雄花が咲きます
20150327オオバヤシャブシ  (1)
20150327オオバヤシャブシ  (2)雌花
20150327オオバヤシャブシ  (3)雄花
この姿が見られるのは ほんの短い期間です
大切にシャッターを切りました

20150327オオバヤシャブシ  (4)
オオバヤシャブシは 瀬戸内の花崗岩地など痩せた土地にも根を張って
森を豊かにしてくれる木です

もりひこ

黄金の木 黄金の花

バラ園には 黄金の木と黄金の花が生えています

20150323黄金の木 黄金の花 オウゴンヒヨクヒバ  (3)
20150323黄金の木 黄金の花 オウゴンヒヨクヒバ  (2)
20150323黄金の木 黄金の花 オウゴンヒヨクヒバ  (1)
黄金の木は オウゴンヒヨクヒバ(黄金比翼檜葉)

20150323黄金の木 黄金の花 サンシュユの花  (3)
20150323黄金の木 黄金の花 サンシュユの花  (2)
20150323黄金の木 黄金の花 サンシュユの花  (1)
黄金の花は ハルコガネバナ(春黄金花)の別名を持つサンシュユ(山茱萸)です

杜の遊歩道で 光り輝く植物をご堪能ください

 

もりひこ

ミツマタ(三叉、三椏)の花

20150322ミツマタの花 (2)
ジンチョウゲに似たまるい花を咲かせて

20150322ミツマタの花 (1)
枝が3本に分かれて 葉っぱがなくて
ちょっと不思議な木があります

20150322ミツマタの花 (3)
その正体はミツマタです
木の皮は日本画に使われる和紙の原料になるんです

ミツマタのおかげで無数の美術品が生み出されたのだと考えると
そのたたずまいがとても崇高なものに感じられてきます

泥だんご広場すぐ脇の 池のほとりに生えています

もりひこ

アセビ(馬酔木)の花

どこからともなく むせるような匂いがしてきました
20150322アセビの花 (3)
匂いの主は アセビの花
20150322アセビの花 (4)
その名の通り 馬も酔うかと思うほど 強烈な匂いです
20150322アセビの花 (1)
花そのものは 清楚な美しい白色で
20150322アセビの花 (2)
庭木や盆栽にもよく使われます

もりひこ

2016年1月11日のアセビ(馬酔木)
2016年2月16日のアセビ(馬酔木)

小さな花も、花盛り

見上げるような満開の花から、ふと足元に目をむけると、たおやかに揺れる小さな花に、心惹かれます。

20150321小さな花も、花盛り (8)
20150321小さな花も、花盛り (7)
スミレ(菫)

20150321小さな花も、花盛り (3)
20150321小さな花も、花盛り (4)
スイセン(水仙)

20150321小さな花も、花盛り (2)
クリスマスローズ(赤)
20150321小さな花も、花盛り (1)
クリスマスローズ(白)

20150321小さな花も、花盛り (6)
20150321小さな花も、花盛り (5)
ヒマラヤユキノシタ

杜の遊歩道には、いろいろな春の花が咲いています。

 

もりひこ

桜の花が満開です!

20150320桜の花が満開です (3)
カワヅザクラ(河津桜)が満開です。
駐車場横の、杜の遊歩道で咲いています。

20150320桜の花が満開です (1)
奥に見えるのは宮島です。

20150320桜の花が満開です (2)
この道をまっすぐ進むと、バラ園、セイホウ・オンブラージュ、そして、海の見える杜美術館(休館中)へと続きます。

20150320桜の花が満開です (5)
バラ園の近くでは、ヒカンザクラ緋寒桜)が満開です。
別名:タイワンザクラ

20150320桜の花が満開です (4)

セイヨウミザクラ(西洋実桜、サクランボの桜)も満開です。
駐車場の杜の遊歩道側で咲いています。
写真の奥は、バラ園の入り口です。

「暑さ寒さも彼岸まで」です。
春の陽気にさそわれて、桜満開の杜の遊歩道へ散策にいらっしゃいませんか。

カワヅザクラ(河津桜)が咲きました(2016年1月19日)
カワヅザクラ(河津桜)が満開です(2016年3月16日)
カワヅザクラ(河津桜)の花が咲きました(2017年2月7日)
カワヅザクラ(河津桜)が二分咲きです(2017年3月2日)

もりひこ

 

 

海の見える杜美術館は、施設改修工事のため休館いたしております。

なお、杜の遊歩道はご利用いただけます。
開園時間:10:00~20:00
休  園  日:2月11日、5月7日、11月11日
園内禁止事項:喫煙、飲食、ペット持ち込み(身体障害者補助犬を除く)、火気厳禁、動植物の採取、迷惑行為等。

歌川広重『絵本手引草』とフクジュソウ(福寿草)

「東海道五十三次」などを描いた浮世絵師として知られる歌川広重(1797-1858)は、絵を描く楽しさを多くの人に伝えるために、絵の入門書を出版しています。今回紹介する『絵本手引草』はこうした本のひとつです。

20150310フクジュソウ広重

歌川広重『絵本手引草』初編 嘉永二年(1849)頃 海の見える杜美術館蔵

序文で広重が「画家をめざす子供たちが、本格的に絵を習うまえの手引きになることを願って作りました」と語っているとおり、草花をはじめ、鳥や魚まで、さまざまな描き方で掲載されています。

この本の冒頭には、春を告げる花である福寿草が、3種類の描法で紹介されています。最初に紹介されるのは、「写真」によって描かれた福寿草です。「写真」とは現代の「フォトグラフィー」ではなく、「ありのままに描く」という意味です。つづいては「草筆」で描いたもの。「草筆」とは、着彩を抑えてさっと描くものです。最後はごく簡略な描き方である「極草画」で、筆の穂全体を使って、花びらひとつずつ黄色か薄墨で描いたらいい、と描き方の指南も添えられています。

さて、このフクジュソウは現在、杜の遊歩道の梅林でも見ることができます。
20150310フクジュソウ (2)

つぎつぎと新しいつぼみもでています。
20150310フクジュソウ (1)

思わず絵筆をとって描いてみたくなりますね。
20150310フクジュソウ

もりひこ