裸木の造形美

11月も終わりに近づき

杜の遊歩道の木々たちの落葉も進む。

裸木となるものもちらほら現れ

冬の到来を告げてくれています。

「枯れ木も山の賑わい」というが

木々にとっては 腑に落ちない言葉だと思う。

木々の幹ひとつひとつに 異なる造形があり

奥深い美的な景観には 見事というほかはない。

今日の一枚。
20151124 裸木の造形美

N.T

秋の深まり

杜の遊歩道も秋が深まり 落葉樹は染まった葉を 少しずつ落とし始めました。

樹に残っている葉は単色で美しく

地の上に散った葉は 異なる色の葉と混じり合い なお一層美しい。

自然界の彩りは 互いの色を常に引き立て合っていました。

自然を愛でていると なんだか色彩感覚が養われそうです。

今日の一枚。
20151112 秋の深まり

N.T

秋燃ゆ

10月も半ばを過ぎ、杜の遊歩道内の落葉樹たちも

緑から赤と黄の葉に衣替えを始めました。

葉が紅葉する理由は、

日差しが弱くなり  光合成で得られる栄養分が少なくなる季節を乗り越えて

次の春にまた葉を出すことができるように 葉の養分を回収したりして

樹木が養分を蓄える働きをするためなのだとか。

そこで  葉に残った葉緑体が分解されたりする過程で赤い色素が出てくるようですね。

樹木の先を見越した計画性と、そんな樹木にとっての繁忙期であっても

これだけ人を喜ばせてくれる自然はやっぱりすばらしい。

今日の一枚。
20151018 秋燃ゆ-1

N.T