サルスベリの花

20140822サルスベリの花 (2)

波打つピンクの花びらに囲まれて、中央にまっすぐ立つ黄色と外側から内側に曲がる紫の2種類の雄しべがあります。

20140822サルスベリの花 (3)

そのユニークな造形をした花が集まって房になり、重たそうに枝がしなっています。

20140822サルスベリの花 (1)

サルスベリの先に見える建物は、フレンチレストラン、セイホウ・オンブラージュです。

 

もりひこ

ツクツクボウシ

久しい晴天の日。

杜の遊歩道(桜の園)から望む宮島の鳥居です↓20140821ツクツクボウシ-1
20140821ツクツクボウシ-2

場所は変わりますが、
タカサゴユリが至るところで咲いており
皆、宮島の方角を向いていました。

これだけ同じ方向を向かれると
“自然”ではありますが、“不自然”に見えてきました…
(人が感じる、自然と不自然の違いってなんだろうと
ちょっと考えさせられました。)
20140821ツクツクボウシ-3

また、ツクツクボウシの鳴き声が際立っていました。
ツクツクボウシは8月下旬から9月上旬頃にかけて元気よく鳴くようです。
20140821ツクツクボウシ-4
学生の皆さんの場合は
ツクツクボウシの泣き声を聞いたら
宿題の心配をしなくてはいけないということですね。

N.T

ノシランの花

すらりと細い緑の葉の茂みから、白い花を鈴なりにした花穂が伸びています。

20140821ノシランの花 (3)

漢字で書くと熨斗蘭。ミズヒキ同様に贈答のしるしをイメージして名付けられたようです。

20140821ノシランの花 (2)

名前はノシランですが、ラン科の花ではありません。ジャノヒゲの仲間です。

20140821ノシランの花 (1)

 

もりひこ

ヤブガラシの花

ヤブガラシの花はとてもユニーク。

20140815ヤブガラシの花 (1)

雌雄異熟といって、ひとつの花にある雄性と雌性が、時間的にずれているのです。

20140815ヤブガラシの花 (3)

花が開くと、雄しべはすぐに花粉を降り注ぎ、半日ほどで散ってしまいます。
中央の花柱(雌しべ)はその間に成長します。
花盤の蜜に虫たちがよってきます。

20140815ヤブガラシの花 (2)

やがて花盤がピンク色に変わり、花の終わりを告げます。

 

もりひこ