ユキヤナギの純白の花と
レンギョウの黄金の花が
今から満開を迎える桜並木の下で綾なしています
もりひこ
ユキヤナギの純白の花と
レンギョウの黄金の花が
今から満開を迎える桜並木の下で綾なしています
もりひこ
本格的なサクラの季節がやってきました
このサクラの木はまだ種類が同定されていませんが
美術館ができる前から生えている巨木です
もりひこ
麗らかな春が訪れ 杜の中には さまざまな色が湧き現れてきています。
小鳥たちも 春の歓喜を表現するかのごとく とても元気よくさえずっていました。
散策をしていると、近くの枝にとまって辺りをキョロキョロ。
あのつぶらな瞳とたまに目があうことも。
その可愛らしさには思わず引き込まれてしまいます。
杜の色と小鳥たちを一部お届けします。
本日の写真。
《バラ園周辺》
《バラ園》
《桜の園》オオシマザクラ(一分咲き)
これから見頃です!
【小鳥たち】
ヤマガラ
(キツツキのように木をつついていました)
カワラヒワかな?
ジョウビタキ
(また会ったね。)
N.T
ハクモクレンの花が咲きました
ハス(蓮)の花に似ているからモクレン(木蓮)と呼ばれるようになったそうですが
ラン(蘭)の花に似ているのでモクラン(木蘭)と呼ばれたこともあったようです
近頃ではチューリップにも例えられる きれいな花です
その周りいっぱいに枝を広げているのは ソメイヨシノです
百花繚乱の季節が到来しました
もりひこ
赤みさすアセビの花が咲いています
咲き始めてからはや2か月 今まだ衰えず 花盛りです
暖かくなって アセビ(馬酔木)の芳香が強くなった気がします
追伸
美術館から眺める瀬戸内の景色はプライスレス
夕陽に映える世界遺産 厳島神社の鳥居(写真中央でオレンジ色に光っています)
もりひこ
大正7年(1918)、黒田天外(譲)は、長らく秘蔵してきた栖鳳渡欧時の手紙を冊子に仕立て『西遊鴻爪帖』と名付けました。その跋文には、手紙の由来や新聞に掲載した経緯などのほか、長尾雨山に句を、内藤虎南に題箋を、竹内栖鳳に箱書きを書いてもらって、ついに「天下至宝」となったと認められています。
間もなく天外は亡くなり、遺言によって、この書簡集は南市田家へ分与されたようです。その後の事はつまびらかではありませんが、途中、林道具店の手を経るなどして、現在は海の見える杜美術館で「天下至宝」として、大切に保管されています。
外箱
外箱に貼られた林道具店の紙
中箱 箱書き 竹内栖鳳「西遊鴻爪帖」
中箱蓋裏の栖鳳のサイン 「栖鳳題」
中箱を保護する紙蓋の裏側
「宗秀信士遺言により遺物として南市田家へ贈らる 大正八年十一月十五日」
黒田天外(譲)の生没年は寡聞にして特定できていなかったのですが、慶應2年(1866)生まれで記者を30年ほど勤めたとの伝聞や、大正7年夏を最後に活動記録が見当たらないこと、そしてこの一文などを鑑みて、天外は大正8年前半ごろ天寿を全うし、宗秀信士という戒名がつけられたと推察しました。
表紙 題箋 内藤虎南「西遊鴻爪帖」
句 長尾雨山「乾坤萬里眼」(杜甫「春日江村五首其一」)
跋 黒田天外(譲)
跋文の下書き
竹内栖鳳《港頭春色図》にまつわる周辺を、史料整理の現場から紹介するこのシリーズは、これでひとまず終わりです。
さち
青木隆幸
セイヨウミザクラ(西洋実桜)が満開です サクランボの花です
真っ白な花が青い空に吸い込まれていきます
この並木の向うには 瀬戸内の海が広がっています
もりひこ