カシワの新芽が出てきました。そして古く黒ずんだ葉がようやく散り始めました。
カシワの葉は新芽が出るまで古い葉が落ちないので、
日本では古くから「代々続く」縁起物とされています。
↑どろだんご広場 ↑カシワの木
新芽が伸びたところから、はらはらと舞い落ちるカシワの枯葉。
遊歩道で繰り広げられる、年に一度の交代劇をご覧になりませんか。
そばではボタンが満開です。
ミツバチがわき目も振らずに蜜を集めていました。
沿道にもいろいろな花が咲いています
あちらこちらで可憐に広がるシャガの花
つぎつぎと花開いて枝垂れるヤマブキ
ツツジやサツキも今から盛りを迎えます
「花と宴」展へは、駐車場と美術館の間にあります「杜の遊歩道」をお楽しみになりながらお越しください。
もりひこ
追伸。もうすぐ5月5日端午の節句。代々途切れないカシワの葉に縁起を担いで柏餅をお供えしますが、カシワの葉が、柏餅にできるほど大きくなるのは旧暦の5月5日、つまり今年でいえば6月2日ごろになります。新芽が見事に成長した姿もぜひ見に来てくださいね。