開館以来、平面の作品は、すべて自分たちで撮影しています。
図録やポスター、チラシの原稿となる写真も含めてすべてです。
そこでは、海杜の大切なスタッフとして、フィルムカメラが活躍してきました。
時代の流れと共に、フィルムの生産が次々と終わりを迎え、今ではデジタル撮影が主流となりました。
決してオーバーな数字ではなく、あわせて何十万カットも撮影してきたアナログの名機たちが、しばし休息の時をむかえたようです。
左から
ニコンF2 フィルムサイズ35ミリ
マミヤRB フィルムサイズ6×7センチ
トヨビュー フィルムサイズ4×5インチ
ジナー フィルムサイズ8×10インチ
これまで撮影した画像は、高精細デジタル化を行い、今後も大切に使用します。
そしてすべてのフィルムは、美術品の大切な記録として、将来にわたって保存されます。
カメラの皆さん、
長いあいだ、本当にありがとうございました。
うみひこ