皆様こんにちは。
朝夕がだいぶ涼しくなり、外に出るのが楽しくなってきた今日この頃。
吹き抜けるそよ風が心地良く、秋晴れの宮島がはっきりと見えた日は、
思わず時間を忘れてしまいます。
2019年9月23日 8:40撮影
朝から太陽が眩しく、青空に浮かぶ雲はとても綺麗で、何度見ても飽きません。
さて、海の見える杜美術館で、8月3日より開催しておりました「美術の森でバードウォッチング」展も9月16日で前期展が終わりました。ご来館くださった皆様、ありがとうございました!
9/21(土)からは、同展覧会の後期展を開催しています。
前回に引き続き、受付・総務の私からご紹介させていただきます。
前期展にお越しいただいたお客様より、
「チラシに載っていた文鳥が見たかった~」とのお声を何度か頂きました。
大変お待たせいたしました。
38.小原古邨 《花鳥三点続》 紙本木版多色刷り 明治時代
(第一章 鳥を愛でるまなざし(第一展示室)にて現在展示中)
チラシを見るとこの作品は木蓮と文鳥のみが描かれているのかと思いきや、実は三点続となっていました!
左のアヤメの藍色と、緑色のウグイスと梅の花、
そしてピンクの木蓮の色彩は柔らかくも鮮やかです。
木蓮の花の隙間からこちらを見ている文鳥の表情がかわいい!
繊細な描写と美しい色彩を持つ小原古邨の作品を見ていると、鳥たちの生活をそっとのぞかせてもらったような気持ちになります。
他にも、ハトやヒヨコなど、私達の生活の身近にいる鳥の作品も多く、
実物よりもかっこよく、そして美しく見えるのは私だけでしょうか…
23.小原古邨 《山桜に鳩》 紙本木版多色刷り 明治時代
31.小原古邨 《五匹の雛》 紙本木版多色刷り 明治時代
小原古邨の作品は、第一展示室にてまとめて展示しております。
私達の生活と密接に結びつく、「鳥」にスポットを当てた今展覧会。
皆様のご来館を鳥たちと共に心待ちにしております。
後期展は11/10(日)まで開催中です。
A.N