ヤツデの花

ヤツデの花が咲きました。
20141106ヤツデの花 (1)
神秘的なほどに丸く美しい花序、
20141106ヤツデの花 (2)
そして、一つひとつの花の造形に見とれてしまいます。
20141106ヤツデの花 (3)

12月14日まで、“幻の油絵”公開で話題の「生誕150年記念 竹内栖鳳」を開催しています。ぜひお越しください。

もりひこ

ノギクの花

長いあいだ目を楽しませてくれたノギクの花も、
20141105ノギクの花 (2)シロヨメナ
いよいよ終わりをむかえようとしています。
20141105ノギクの花 (1)
路傍の片隅で一つずつ花を閉じています。
20141105ノギクの花ノギク

20141105ヒメジョオンの花 (2)ヒメジョオン

20141105ヒメジョオンの花 (3)ヒメジョオン

 

12月14日まで、“幻の油絵”公開で話題の「生誕150年記念 竹内栖鳳」を開催しています。ぜひお越しください。

もりひこ

展覧会の1枚 《スエズ景色》

11月1日、ついに「生誕150年記念 竹内栖鳳」展が開幕いたしました。
近代日本に大きな足跡を残した画家・竹内栖鳳の多彩な表現世界を、彼が描いたさまざまな作品からご覧いただける展覧会となっております。

本展には、今まで所在不明であった竹内栖鳳の作品の数々が出品されます。これら幻の逸品といえる作品の中でも、特に展覧会の目玉として取り上げられるのが、《スエズ景色》と題された作品です。

UMI34

まず驚かされるのが、この絵が油絵の作品であるということです。また描かれる主題も、画題からすればスエズ運河周辺の情景を描いたものとされており、なんとも異色です。竹内栖鳳に対する一般的なイメージは、瀟洒な絵を描いた日本画家というものでしょうが、この作品は、それとはかけ離れています。画面右下に記される落款(サイン)がなければ、本当に栖鳳がこの絵を描いたと信じることはできないでしょう。

UMI34
作品右下の落款。「辛丑(1901年)十一月 栖鳳写」とあります。

いったいこの作品は、どのような経緯で生まれたのでしょうか。

《スエズ景色》は、1901年(明治34)に描かれました。この前年、栖鳳はパリで開催されている万国博覧会を視察するため、およそ半年の間、ヨーロッパを巡る旅に出ました。栖鳳はこの旅の道中、スエズ運河を通っており、その様子を「紅海近傍は広漠たる沙土天に連り、亞刺比亞(アラビア)・亞弗利加(アフリカ)の間を通過せる蘇士(スエズ)の運河に入りて駱駝の遊べるを見る。又両岸は狭くして船を並べて通過することを許さず」と、家族に宛てた葉書に記しています。この時の経験が栖鳳にインスピレーションを与えたことは、想像するに難くはありません。

20141104展覧会の1枚《スエズ景色》(3)
ヨーロッパに向かう途中で栖鳳が家族に宛てた絵葉書(1900年9月12日 海の見える杜美術館)。スエズ運河を通ったことが記されています。

また、栖鳳がヨーロッパで収集した写真からの影響も、この作品について考える上で重要です。栖鳳はヨーロッパ視察の際、数多くの写真を買い集めましたが、この中に《スエズ景色》と非常に良く似た構図のものが存在するのです。栖鳳は写真を絵画制作における有用な資料と見なし、帰国後から積極的に活用しています。

20141104展覧会の1枚《スエズ景色》(4)
栖鳳が渡欧中に入手した写真。右下にはフランス語で「ナイル川とピラミッド」と書かれています。(海の見える杜美術館)

この作品は、1901年に京都で発会した洋画団体の関西美術会(後の関西美術院)に出品されました。栖鳳がヨーロッパから帰国したのが同年2月末ですから、帰国からわずかな期間でこの作品を描き上げたわけです。ヨーロッパ視察から帰ってきた栖鳳の興奮をみずみずしいままに凝縮した作品が、この《スエズ景色》である、ということができるでしょう。

この作品は、関西美術会出品後、栖鳳を支援していた実業家の柴田源七が所蔵していました。その後は展覧会に出品されることもなく、その所在も不明となっていましたが、近年当館の所蔵となり、このたびの公開となりました。

《スエズ景色》が実に113年ぶりの一般公開となる今回の展覧会を、お見逃しなきよう、ぜひ展覧会場に足をお運びください。

田中伝

紅葉が見ごろを迎えました(1)

秋も深まり、海の見える杜美術館の樹々が色づき始めました。
今日は沿道のサクラを紹介します。

20141104紅葉が見ごろを迎えました (1)
駐車場入り口

20141104紅葉が見ごろを迎えました (2)
駐車場

20141104紅葉が見ごろを迎えました (3)
美術館へ向かうシャトルの沿道

サクラの葉はすでに散り始めています。
お早目のご来館を心待ちにしております。

 

12月14日まで、“幻の油絵”公開で話題の「生誕150年記念 竹内栖鳳」を開催しています。ぜひお越しください。

もりひこ

竹内栖鳳展のフラッグが取り付けられました

10月19日のブログでちらりと見えていますが、
20141023竹内栖鳳展フラッグ (1)
街灯に竹内栖鳳展のフラッグが取り付けられました。
20141023竹内栖鳳展フラッグ (2)
美術館の周辺が、だんだんと華やいできました。
20141023竹内栖鳳展フラッグ (3)

11月1日より、113年ぶりに“幻の油絵”公開で話題の「生誕150年記念 竹内栖鳳」展を開催いたします。ぜひお越しください。

特設ページはこちら
展覧会場 特別公開動画はこちら
竹内栖鳳展ブログはこちら

うみひこ

タツナミソウの花

20141023オカタツナミソウの花 (1)
サツキの葉の間から
20141023オカタツナミソウの花 (2)
タツナミソウの花が見えました。
20141023オカタツナミソウの果実
今の時季は、実も一緒に楽しむ事が出来ます。

 

11月1日より、113年ぶりに“幻の油絵”公開で話題の「生誕150年記念 竹内栖鳳」展を開催いたします。ぜひお越しください。

特設ページはこちら
展覧会場 特別公開動画はこちら
竹内栖鳳展ブログはこちら

もりひこ

竹内栖鳳展に向けて改装中

竹内栖鳳展に向けて、改装が進んでいます。
20141022竹内栖鳳展に向けて改装中 (2)
いつもの空間が、ガラッと変わる予感がします。
20141022竹内栖鳳展に向けて改装中 (1)
展示ケースの中に床の間?

 

11月1日より、113年ぶりに“幻の油絵”公開で話題の「生誕150年記念 竹内栖鳳」展を開催いたします。ぜひお越しください。

特設ページはこちら
展覧会場 特別公開動画はこちら
竹内栖鳳展ブログはこちら

うみひこ

アキノキリンソウの花

20141022アキノキリンソウの花 (3)
秋風に揺れる黄色い花を見かけました。
20141022アキノキリンソウの花 (1)
アキノキリンソウの花でした。
20141022アキノキリンソウの花 (2)
昔はいたるところで見る事が出来たのに、
めっきり減ってしまった草花のひとつです。

 

11月1日より、113年ぶりに“幻の油絵”公開で話題の「生誕150年記念 竹内栖鳳」展を開催いたします。ぜひお越しください。

特設ページはこちら
展覧会場 特別公開動画はこちら
竹内栖鳳展ブログはこちら

もりひこ

ヒヨドリジョウゴの実

20141018ヒヨドリショウゴの実 (1)
艶々と透き通るような美しい赤色が、
20141018ヒヨドリショウゴの実 (2)
遠くからでもよく目立ちます。
20141018ヒヨドリショウゴの実 (3)
竹内栖鳳展の深紅のフラッグと競い合っているようでした。

 

11月1日より、113年ぶりに“幻の油絵”公開で話題の「生誕150年記念 竹内栖鳳」展を開催いたします。ぜひお越しください。

特設ページはこちら
展覧会場 特別公開動画はこちら
竹内栖鳳展ブログはこちら

もりひこ