セリの花

20140804セリの花 (1)
白い小花が集まって花序となり、おしべが花火のように広がっています。

20140804セリの花 (5)
花期は7 – 8月。春先の若い茎は春の七草のひとつとして重用されます。

20140804セリの花 (4)
湿地性植物です。どろだんご広場横の水辺に生えています。

 

もりひこ

展覧会の一枚 《許由巣父図》

20140801展覧会の一枚《許由巣父図》(2)20140801展覧会の一枚《許由巣父図》(1)

前期展示の終わりも間近に迫ってきました。
現在展示中の作品紹介として最後に取り上げるのは、
一見すると地味な、水墨の人物画です。

題名にある「許由巣父(きょゆう そうほ)」とは、
古代中国の伝説に登場する人物です。この作品では、
滝に手を当てているのが許由、牛を引いているのが巣父です。

20140801展覧会の一枚《許由巣父図》(4)20140801展覧会の一枚《許由巣父図》(3)
右が許由、左が巣父です

この絵はなにを描いたものなのでしょうか?
許由は滝のそばでなにをしているのでしょうか?

この絵のもととなったのは、こんなお話です。

大昔、中国は堯(ぎょう)という君主が治めていました。ある時堯は、ひとりの賢人が世にあることを知ります。それが許由です。堯は、許由に天下を譲ろうとします。
しかし許由はそれを断り、山に隠棲してしまいます。あきらめきれない堯は、許由を再び呼んで、またも全国を治めるようにいいます。許由はこれに対し、汚い言葉を聞いてしまったといって、耳を洗ったのです。

さて、この様子を見たのが巣父です。彼は牛に水を飲ませようとしていましたが、上流で許由が耳を洗っているのを見かけます。巣父が許由になにをしているのかと問うと、許由は、汚れた言葉を耳にしたので、耳を洗っているのだと答えます。巣父はこれを聞いて、「そんな汚れた耳を洗った水を、私の牛に飲ませるわけにはいかないな」といって去ってしまいました。

この逸話に示される許由と巣父は、世俗の栄達に惑わされない高潔な人物の象徴として、日本においても『徒然草』や『太平記』などの文学作品に記され、画題としても好まれました。このような画題の絵は、為政者が自身を戒めるものとされました。こうしたジャンルを「鑑戒画(かんかいが)」といいます。

この《許由巣父図》のなかでも最も著名といえるのが、安土城の障壁画でしょう。織田信長の事蹟を記した『信長公記』によると、安土城天守閣の第四重の八畳敷の間には、「きょゆう耳をあらへば、そうほ牛を牽き帰る所」が描かれていたそうです。

この障壁画を描いたのは、安土桃山時代を代表する画家狩野永徳(かのうえいとく)です。残念ながらこの絵は安土城の落城とともに焼失してしまいましたが、永徳が描いた別の《許由巣父図》が現在、東京国立博物館に所蔵されています。本作の画風は永徳よりもやや下る時代に描かれたと判断されますが、その図様はともによく似ています。

本作は、どこかの大名が自身を戒めるという建前で描かせたのでしょう。ただし注文主の心の奥にはもしかすると、この絵の主題とは裏腹に、天下布武をとなえた信長に対する意識があったのかもしれません。

田中伝

ツルバキア・ビオラセアの花

20140801ツルバギア・ビオラセアの花 (2)
茎の先に、淡い紫の小花をつけて、

20140801ツルバギア・ビオラセアの花 (1)
すっと伸びた立ち姿が目をひきます。

ところで、英名はスウィートガーリックというのですが、
葉や茎はニンニクそっくりのにおいがして、食べることもできるそうです。

20140801ツルバギア・ビオラセアの花 (3)
シオカラトンボが近くの椅子にとまりました。
近づいても逃げなかったので、大きく撮影できました。

 

もりひこ

ノジスミレの種

20140729ノジスミレの種 (4)
ノジスミレ(野路菫)。野の道がアスファルトにかわっても、たくましく生えています。

20140729ノジスミレの種 (5)
花のつぼみのようにもみえる蒴果(さくか)は、ゆっくりと首をもたげ、

20140729ノジスミレの種 (2)
真上に向いたところで三つにひらいて種を捧げます。

 

もりひこ

シモツケの花

20140726シモツケの花 (1)
小さいピンクの花が集まって花序を作り、おしべが長く伸びています。

20140726シモツケの花 (2)
初夏の水辺を彩ってきたシモツケの花は、次々と実を結び、

20140726シモツケの花 (3)
いまでは花序が、残りわずかになりました。

 

もりひこ

蝉の鳴き声

夏の太陽の光で緑がより一層あざやかに見える今日この頃。
20140724蝉の鳴き声-1

遊歩道《梅林》ではアガパンサスが花を咲かせていました。 20140724蝉の鳴き声-2

遊歩道中を蝉の鳴き声が包み込むなか…
20140724蝉の鳴き声-3
1番元気よく鳴いていた蝉がこの子↑でした。
よって殿堂入りいたしました。

夏がきた!と実感するのは、
やっぱりこの子たちの鳴き声を聴いたときですね。

N.T

コムラサキの花

20140725コムラサキの花 (3)

ギンバイカとヤブツバキの間から、コムラサキが顔をのぞかせていました。

20140725コムラサキの花 (1)

ムラサキシキブやヤブムラサキと見間違えやすいのですが、

20140725コムラサキの花 (2)

花をつける枝と葉のつけ根のあいだが少しはなれているのがコムラサキの特徴だそうです。

 

もりひこ