今年11月1日から開催する、生誕150年記念『竹内栖鳳』展のチラシが出来上がりました。
ボランティアスタッフの力をおかりして、発送作業を行いました。
一人でも多く、皆様のお手元に届くことを願っています。
竹内栖鳳は、近代日本を代表する画家のひとりです。
詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.umam.jp/seiho/
うみひこ
今年11月1日から開催する、生誕150年記念『竹内栖鳳』展のチラシが出来上がりました。
ボランティアスタッフの力をおかりして、発送作業を行いました。
一人でも多く、皆様のお手元に届くことを願っています。
竹内栖鳳は、近代日本を代表する画家のひとりです。
詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.umam.jp/seiho/
うみひこ
展覧会のチラシが届きました。
北海道北見市、北網圏北見文化センターから…。
もしかすると、当館に届く中で一番遠い展覧会のチラシかもしれません。
後輩が北見で学芸員として頑張っていて、たまに案内を送ってくれるのです。「ご来館、お待ちしています」と書いた手紙とともに。その文面の軽さに、広島県廿日市市と北海道北見市の距離がどれだけあるか、忘れそうになります。あれ、結構簡単に行けるかも…?
後輩曰く、このデジタルアートの「天空のキャンバス KAGAYA星空アート」展、絵だけでなくプロジェクションマッピングあり、衣装を着て絵の世界に入りこんでのなりきり写真コーナーあり、併設のプラネタリウムでの作品上映ありの、かなり「ラグジュアリー」な展覧会なのだそうです。
北網圏北見文化センターへのリンクはこちら↓
http://business4.plala.or.jp/bunsen21/
面白そうです。私も行けたら行きたいです。行けたら…。
ちなみに当館では、各館からのお知らせのチラシ・ポスターは1Fエレベーター前のコーナーにおいてあります。
スペースに限りがあってなかなか難しいのですが、コーナーの担当者が展覧会の時期などを見てこまめに手入れをしながら、いただいたお知らせは全て(!)出しています。
先ほど述べた北網圏北見文化センターのチラシもこちらにお出ししておきますね。
ご来館の際には、是非こちらのコーナーで全国の美術館・博物館のチラシもお持ち帰りくださいませ。色々な展覧会に行きたくなることと思います!
森下麻衣子
仏教の経典は「法身舎利(ほっしんしゃり)」と呼ばれることがあります。これは、経典は釈迦の教えを書き記したものであるから、舎利(釈迦の骨)にも等しい価値を持つものである、という意味です。
こうした考えにより、経典は仏そのものと同等の存在であると見なされ、崇拝の対象となりました。そして経典が崇拝の対象となるならば、経はそれにふさわしいかたちでなければならないということで、美しい意匠が施された写経が数多く制作されました。こうした経を、「装飾経」と呼び習わします。
とりわけ平安時代に天台宗により幅広い階層に広まった経典である『妙法蓮華経(法華経)』は、仏道にまつわる造形活動を「作善(さぜん)」、つまり仏教の善行のひとつとして説いていることから、時の貴族たちの間では、きらびやかに飾り立てられた『法華経』を作って供養することが、一種のステータスシンボルにもなっていました。
今回ご紹介する《妙法蓮華経 巻第五》は、こうした歴史的な背景のなかで作られた装飾経のひとつです。
続きを読む(青色の日付あるいはContinue readingを押してください)
重い雲に閉ざされた空の下、壁のようにそそり立つ荒波の上を、一羽の鶴が烈風にひるまず翼をひろげて飛んでいます。
画面左下部には、大きく隆起する海面が垣間見せる深い青、わずかな陽光に透かされて輝く波の緑、そして波に巻き上げられる海砂を表す金を、うねる動きそのままにダイナミックな筆遣いで描き、そこに真っ白な絵具を散らして、そのもっとも印象的な瞬間を劇的にとどめています。一方、画面右半部に目を向けると、中央から放射線状に広がる波頂が崩れ落ちながら、この絵と対峙する鑑賞者の眼前へと迫り、まるでアニメーション映画が1コマずつそのすがたを変えていくような躍動感に満ちあふれています。部分的には意味を持たない色とかたちが、全体を通して見ると、ひとつの画面の中に静と動がせめぎ合い、またたく間にその姿を変える荒海を表現するのに欠くことのできない要素へと変貌しています。
このような、抽象的ともいえる細部描写を圧倒的なリアリズムへと昇華させる表現は、対象の本質をつかむため、飽くことなく観察し続けた者しか達成し得ない境地ではないでしょうか。栖鳳はことあるごとに観察を繰り返したはずです。
この作品を制作した13年ほど後の話ですが、竹内栖鳳が荒波を観察したときの逸話が残されています。
「(1931(昭和6)年ごろの)冬、沼津の海岸に四五日滞在していると、急に大しけが始まって、海岸はごうごうと怒涛が巻き崩れた。すると先生(栖鳳)はその怒涛を見るという。見ると言ったって、老人には無理な芸当で、念のため筆者(栖鳳の長男竹内逸)は海岸へ出てみたが、風は強く、寒さは激しく、砂は散り、しぶきが飛ぶ。だがどうしても父は海岸へ出るという。仕方ないから、父の体にドテラを着せ、頭から耳へずぼりと帽子をかぶせ、眼には水中眼鏡をかけ、口と鼻とは日本手拭で巻き、さらに合羽をどっさり買ってきて、頭から腰のあたりまで包み、それを両腕もろとも帯やひもでからめ上げてしまった。まあ案山子かミイラのような姿で、それを筆者と女中との二人で海岸へ押し出していった。だが困ったことには、あまりの強風で、老人は後ろへ倒れそうになる。そこで二人は支柱のように後ろから肩と腰とを押している。そうなればむしろ老人は平気だが、二人は防寒も防水も防砂もやっていない。しかもそれが10分か15分なら我慢するが、30分以上もじっと逆巻く怒涛を見ている・・・」
(竹内逸「湯河原対話」『栖鳳閑話』所収、改造社、1936年、頁63〜64。転載にあたり文字を適宜あらためました。( )はブログ執筆者による注記です。)
「風濤(ふうとう)」は、11月1日から開催の『生誕150年記念 竹内栖鳳』展に出品いたします。
さち
青木隆幸
「生誕150年記念 竹内栖鳳」特設ページはこちら
ご近所にあるギャラリースペース、アートギャラリーミヤウチで開催されている「喋る、響く、植物の声。‐The Voice of Plant-」展に行きました!こちらで企画される展示がいつも素敵で、たびたびお邪魔しています。
今回は「いい顔してる植物」というコンセプトに独自の美しさを提案する植物屋「叢 – Qusamura」のサボテンを多数展示していらっしゃいます。本来22日までの予定だったのが、好評につき一週間延長で29日まで開催とのことです。
展示室には多種多様のサボテンがたくさん並べられていて、白い壁の部屋の中にオアシスがあるみたいですごく癒されました。また、光る箱(暗い室内でも光合成させることができるそうです)の中に入れてのサボテンの展示が神秘的でした。
続きを読む(青色の日付あるいはContinue readingを押してください)