Exhibitions
名筆へのいざない -深遠なる書の世界-
【概 要】
奈良時代から明治時代に至る日本の名筆をお楽しみいただいた作品展。厳島切、神護寺経、中尊寺経をはじめとした写経の名品。日本文化の中核をなす天皇と宮廷の書。毛利輝元、千利休等の武家・茶人の書。そして、見どころの一つでもある初公開の女性の書では、将軍家光が世子として江戸城西丸に移った時のご祝儀に対する春日局の返書、家康を思いやる気持ちを書きつづった側室英勝院の手紙などを展示。時を超えて守り継がれてきた作品に秘められた数々のドラマに想いを馳せてご堪能いただいた展覧会となりました。